「ハマハグ」推進活動を通して

地域コーディネーターのMです。

横浜市では、2008年から「ハマハグ」という事業を行っています。

この「ハマハグ」事業は、こどもに直接関わる施設はもちろんのこと、飲食店、本屋、衣料品店など、一見、子育てとは直接関係ないようなところにも呼びかけ、子育てしやすい雰囲気をまち全体に広げていこう、というもので、こども家庭庁の「はじめの100か月の育ちビジョン」にもつながる事業です。

賛同しているお店は横浜市の子育て応援アプリ「パマトコ」からも検索できますし、アンパンマンマークの目印を店頭などで見かけたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は、地域コーディネーターになる前から、この「ハマハグ」に賛同してくれるお店を増やす活動に参加していたので、これまでに様々な店舗・施設の皆さんとお話しする機会がありました。

こどもの居場所をつくりたいと思ってお店を始めた、という駄菓子屋さんや、「こういうの、大事だよね!」と明るく引き受けてくれる飲食店さんなど、”お店”に見えていたところが”ひと”に見えるような経験をたくさんすることができ、そのような時には嬉しいし、こどもたちのために一緒に力を合わせる仲間がこのまちにいるんだ、と実感できて心強く感じるし、感動しちゃいます。

中には「個人のお店でこぢんまりと営みたいからMAPに掲載されるような登録はできないけれど、思いには大賛成!こどもや子連れの方に優しいお店を目指します。」と言ってくれる店主さんもいて、ハマハグ協賛数には反映されない地域の皆さんの思いも、この「ハマハグ」事業には込められているのを感じます。

時には、忙しさや、お店の経済的なメリットが見えない、本店との調整がつかない、などの理由で協賛に至らないこともあるのですが、そのようなお店の方が悪いのではなく、社会全体の余裕のなさが背景にあるのかもしれないと感じました。

「はじめの100か月の育ちビジョン」は、妊娠期から小学校1年生くらいまでのこどもとその保護者・養育者へのアプローチを考える取り組みではありますが、100か月の真っ只中にいる人たちだけに注目するのではなく、その人たちを取り巻く社会全体を見渡して、取り残されている人はいないかな、小さな声も届く社会になっているかな、など考え、行動していくことも必要なのだと思いました。

地域コーディネーターの活動を通して、改めて、地域や人を、いろんな視点から見ていくことの大切さを感じています。


横浜(港北)こどもの育ち100か月まるごとスイッチON!